103日から6日の間、グェン・クオック・クオン大使は四国の岡山県、島根県、鳥取県の3県を訪問した。各県において、県知事と面談したほか、県内の企業にベトナム情勢と投資の可能性について紹介するセミナーに参加した。


伊原木岡山県知事は今回の訪問を歓迎し、あらゆる面における岡山県とベトナムとの協力の促進に寄与するよう期待していると述べた。また、2015年に訪越した際のベトナムとベトナム人の良い印象についても語った。企業、協会らは現在ベトナムは県内で最も企業の関心を集めている国であり、約122もの企業が投資の機会と協力を模索している(中国72企業、タイ57企業、インドネシア56企業など)。岡山県は「晴れの国」として、日本で最も雨の日が少なく、穏やかな気候で知られている。工業、農業、観光共に発展している地域であり、人口約200万人、GDP700億ドルである。また、大学や専門学校数では全国3位を誇っている。現在県内農業大学にはたくさんのベトナム留学生が学んでいる。

鳥取県では、平井知事より県内多くの企業がベトナムに関心をよせ、県庁としても来年に県内のある日本語学校が開校し、ベトナムの大学卒業後まだ就職先が見つからない学生らを受け入れ、日本語を学びながら県内企業で一定の優遇体制のもとで研修できるようサポートしている。これは、鳥取県に質の高い人材を誘致する政策の一環である。また、来る11月にベトナムと鳥取県の観光を促進させる目的で初のチャーター便も展開される予定。すでに多くの県民が予約し、ハノイやハロン湾観光を楽しみにしている。県側もたくさんのベトナム人観光客が鳥取県の有名な観光地に来てくれるよう期待している。鳥取県は「マンガ王国」と呼ばれ、名探偵コナンなど人気漫画作家の故郷でもある。ベトナムが経済特区の設立に取りかかっている事をクオン大使から聞くと、県の幹部は大変関心を寄せ、ぜひ高い技術を持つ県内の企業が参加できるよう期待している。


島根県は人口わずか70万人でありながら、電子部品・デバイス、機械生産、食品加工農業、水産業などの分野の中小企業がたくさん集まっている。また、ぶどう(デラウエア)の生産地としても知られている。現在は県内の労働者不足を背景にベトナムからの技能実習生等の受け入れの拡大を図っている。
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県の企業等と交流する中で、クオン大使は510年、そして100年後を見据えるべき、先般6月に訪日したベトナムグェン・スアン・フック首相のメッセージ「今こそ両国の協力関係を強化する時」を伝えた。多くの企業がベトナムにおける投資環境について、税務手続き、関税、事務所設立など具体的なことについて関心を持っており、今後ベトナムへ進出を考えている。

グエン・クオック・クオン

駐日ベトナム大使

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