201878日、鹿児島県を訪問したグェン・クオック・クオン大使は三反園知事との会談において、ベトナム政府と国民を代表し、豪雨で大きな被害を受けた鹿児島県を含む西日本地域の人々に対し御見舞いの言葉を伝えた。

 

三反園知事はベトナム国民およびクオン大使の暖かい気持ちに感謝を申し上げ、県内に住むベトナム人労働者及び留学生たちの地域発展への貢献を高く評価した。今後とも県の強みとされる農業、観光、人材開発などの分野において、引き続き協力していきたいことを強調した。クオン大使は今年1月にベトナムを訪問を実現し、これからも視察団の派遣及び県内企業のベトナム進出、投資を応援する知事の積極的な姿勢を評価した。

 

鹿児島県を訪問した際、クオン大使は鹿児島日本ベトナム友好協会の設立1周年記念レセプションに出席した。当レセプションには、県内の政経界、企業、ベトナム実習生、留学生等400人以上が集まった。谷口会長はあいさつで、昨年6月、鹿児島県を訪問した際のクオン大使のアドバイスが協会設立のきっかけになったことに触れ、両国の相互理解、交流の促進活動を展開している1年間の活動を紹介した。クオン大使は、協会の尽力を奨励した一方、出席したベトナム人若者たちにはきちんと学び、地域経済の発展に貢献しながらベトナム人の良いイメージを守るよう励ました。

さらにこれまでベトナムと鹿児島県の協力関係をサポートしている県内の政治家、尾辻秀久参議員、みやじ拓衆議員とも会談した。