4月17日の午後、天皇皇后両陛下は2月28日から3月5日のベトナム公式訪問(タイにお立ち寄りを含む)の際の関係者を皇居・宮殿に招き、お茶会を開いた。お茶会には安倍首相をはじめ、内閣大臣、宮内庁、外務省、そして今回の訪問の関係者らが出席した。グェン・クオック・クオン大使夫妻も招待された。日本政府を代表し、安倍首相が天皇皇后両陛下の今回のベトナム訪問が成功に収めた事を祝福した。天皇陛下はあいさつで、ベトナム政府及び国民の温かい歓迎に感謝を述べ、「今回の訪問が日越関係の更なる強化に繋がるよう期待している」とあいさつした。クオン大使との話の中で、天皇皇后両陛下はベトナム指導者と国民の温かい気持ちに大変感激したこと、また、今回のベトナム訪問において、多く人々と出会い、ベトナムの歴史と国民、そして日越関係についてたくさん知ることもできたと振り返った。今回の歴史的な訪問の思い出を永遠に心の中に刻んでおくこともお話された。 クオン大使はクアン国家主席と夫人、ベトナム国家指導者、幹部からの天皇皇后両陛下へのベトナムを訪問して下さったこと、ベトナムに対するお気持ちと温かい御言葉に感謝を伝えた。また、天皇皇后両陛下の訪問は両国関係の発展において、歴史的な出来事であると確信した。