主な観光スポット 

 

ハノイ(Hanoi)

総面積3,344平方キロメートル、人口は2011年現在650万人を超えた。

1999年に、ハノイがユネスコにより、「平和の都市」として認定された。2010年に、首都ハノイは1千周年を記念された。同年、ハノイの中心におけるタンロン王城(Thang Long)がユネスコにより、世界文化遺産と認定された。タンロン都に関する考古遺物はハノイの千年の歴史を物語っている。

現在、ハノイにはおよそ2000の歴史文化遺跡がある。これらは寺院、神社、旧市街、旧家、旧村、アジアとヨーロッパの建築様式を持っている建築物などである。ハノイの中心区には30の湖があり、代表的な湖はホアンキエム湖(Hoan Kiem)とホータイ湖(Ho Tay)で、ハノイの美しさを増えしている。ハノイは落ち着いた美しさを持って、一番美しい季節は秋である。ハノイの人々はエレガントで、親切である。

ハノイを訪れる観光客は、様々な観光サービスが提供されると同時に、ここからベトナムの他の観光スポットへ容易に出発することができる。

 

ハノイの観光地 (Tourist Spot in Hanoi)

 

1.ホアンキエム湖・玉山祠 (Hoan Kiem Lake and Ngoc Son temple)

ホアンキエム湖と玉山祠はハノイの中心に位置している。伝説によると、15世紀に、レー王はラムソン蜂起を起こした時期、神剣を偶然拾い、それを戦いの間、いつも手にしていた。そして、ついに、侵略者を倒し、平和を取り戻した。ある日、王はその当時、ルックトゥ湖と呼ばれたこの湖に船遊をしている中、突然、大きな金色の亀が現われ、王様の神剣を口に加えて、湖の中に消えていった。それ以来、この湖の名前はホアンキエム(つまり剣を返す)に改められた。

ホアンキエム湖の北部に玉山(ゴクソン)祠がある。この祠は19世紀に建てられ、文学の神スオン王、1228年から1300年にかけて、中国の侵略を撃退した武将チャン・フン・ダオなどを祭っている。ホアンキエム湖の岸からはテフックと呼ばれる赤い木橋が延ぶ、周囲の賑わいとは隔絶された境内へと続いている。

2.タイ湖 (West lake)

タイ湖はハノイの西北方にあり、面積はおよそ500ヘクタールである。又、湖を回る道の長さは17キロである。研究者によると、この湖はホン川の一部であった。湖の周りに、チャンコク寺、キムリエン寺フータイホー、真武官などの古い寺の他、銅鋳造のグーサ村、ペットの魚養殖と線香作りのイエンフー村、盆栽作りのギタム、クアンバー、ニャッツタン村、製紙のイエンタイ村など多くの伝統工芸村が位置している。

3.ハノイ36通り(旧市街) (Hanoi Old Town)

ハノイ36通りは、ハノイは、商業と職人通りの形成により構成されていた。職人通りは、専門や業種によって分けられ、町の中でものづくりや商売が行われてきた。通りの称は「ハン」(Hang)という字が始まれる。Hangは、ベトナム語で商品と言う意味で、通りで製造・販売されている商品名がそのあと続く。例えば、Hang Gaiという通りは、絹通りの意味であり、Hang Chieuだっらた、畳の通りである。36通りには、寺院や創業者の古い廟など文化遺産もまだたくさん残っている。

旧市街の建築スタイルは、商いの空間が併設された町屋型住宅である。これらの家屋は主要に18-19世紀の間に建てられたものであり、瓦葺屋根で細長い形をしている。住宅密集地での通風や採光のために、家のまん中に中庭が設けられている。現在、いくつかの古い建物は修復され、観光客にも公開されている。

町の構造や建物も面白いが、ハノイ36通りの魅力は、何と言っても賑やかな人々の生活だ。人とバイクがいり込み、生活の匂いや人々の生活の様子に触れることができるのが、ここ36通りの面白さだ。

4.ホーチミン主席の遺跡 (Hochiminh’s relics)

世界文化名人として認定されたホーチミン主席の記念区はホーチミン博物館、高床式の木造の住居、果樹園、池を含んでいる。この記念区はバディン広場のそばに位置している。この広場は長さ320メートル、幅100メートルで、草で覆われている。この広場は、1945年9月2日、ホーチミン主席がベトナム民主共和国の独立宣言を読み上げた場所として有名である。

さて、ホーチミン廟は2年間渡り建設され、1975年にできた。正面はバディン広場に面して、総大理石造りの建築物である。

5.文廟・国子監  (Van Mieu – Quoc Tu Giam)

この観光地は壁と門で5地区に区分されている。第一と第二の地区は庭で、第三の地区は石碑が立ち並ぶ家とティエンクアン井戸があり、第四の地区は崇拝するところで、第五の地区は国子監

である。第四地区は孔子などを祭る室と銅でできた鐘や石で作られた馨が置く室がある。

国子監は1076年に建てられ、ベトナムの最初大学として知られている。当初、王子だけがここで勉強することできるが、その後、各地の優れた子供たちがここに通うことができるようになった。1442年に、レー王は同年以降、試験に合格した人の名前、出身地を彫刻する石碑を置くことを決めた。1442年から1778年までの期間に、官吏採用試験である科挙が116回にわたり行われた。現在、ケイブンカクの後ろの8つの家に、亀を型取った台座の上に置かれる82の石碑がある。

6.一柱寺(ジエンヒュ寺、蓮花台とも)(One Pill Pagoda)

蓮の花をモチーフにした優美なこの寺は11世紀の半ばの1049年に仏教を奨励した李朝の王によって、建設された。そこには子宝に恵まれなかった王が蓮の花に鎮座する悲母観音の夢を見た後で妻と出会い、男児を授かったので、その謝意の証しに建てたというエピソードが残っている。この寺は直径1.25メートルの柱で支えられ、蓮池の上に立っている。又、この寺はホーチミン廟から近いである。

7.真武官 (Tran Vu Temple)

この社はタイ湖の南東に位置する道教寺院である。紀元3世紀に悪霊を退治し、城塞建築を助けたといわれる伝説の武神、弦天上帝を祭っている。社は11世紀に建てられ、17席になって、上帝の銅像が置かれた。蛇と亀を従えた像は高さおよそ4メートル、大きさ3.6トンもあり、国内最大級といわれる。そのそばに小さな銅像がある。この像は真武の像と鐘を鋳造したチュムチョンの像だと言われている。

8.チャンコク寺 (Tran Quoc Pagoda)

タイ湖に浮かぶ小島に位置するこの寺は541年に建立され、ベトナムで最古の寺として知られている。この寺は美しい建築様式を持って、その中には、釈迦の像が置かれている。境内には、1959年に、インドの首相がハノイを訪れた際に、贈った菩提樹が植えられている。

9.コロア遺跡 (Co Loa Relics)

コロアはベトナムにおいて、最古の城で、紀元前3世紀にアンズオンブオン(An Duong Vuong)王の指示に従って、建てられたもので、ベトナム前進であるアウラクの都とされていた。この城はハノイからおよそ20キロ離れたドンアン郡に位置する。城内に、アンズオンブオン王を祭る神殿、コロア集会場、玉井戸が残っている。

10.美術博物館(Art Museum)

グェンタイホク通り(Nguyen Thai Hoc)66番地にある美術博物館は絵などの現物、複製品合計1万点が展示されており、ベトナムの造形儀芸術、建築、彫刻、絵画、美術の展示を紹介し、ベトナムの文明、および芸術才能を反映する。又、民間美術、陶器のコレクションも出展されている。美術博物館はベトナムの造形芸術の貴重な一翼を担うものである。

11.歴史博物館 (Historical museum)

この博物館はハノイ市のチャンティエン通り(Trang Tien)1番地にあり、東洋の様式の建築物である。ベトナムにはこの博物館をフランス植民地支配者から接収した後、展示内容を変化させ、1985年に開館した。2千平方メートルの重要な展示場では、ベトナム先史時代と、国家建設時代からリ王朝とチャン王朝までの期間(紀元前7世紀から紀元後14世紀);ホ王朝(14世紀初頭)から1945年の8月革命までの期間の歴史が再現され、又、チャム彫刻芸術の彫刻室がある。その他、面積8000平方メートルの露天の展示場では、展示品およそ100点があり、そのほとんどが宗教をテーマにした芸術品及び建築彫刻芸術品である。この展示場は3つの区に分けられ、第一区はチャム石彫刻で、第2区はリ(Ly)とチャン(Tran)王朝(11世紀から14世紀にかけて)の芸術をテーマとして文化、仏教の発展を示す現物を展示し、第3区はレー(Le)とグェン王朝(15世紀から20世紀にかけて)の儀絵術について、経済、社会、文化、及び宗教の発展を描写する現物を展示する。なお、この博物館で、日本の芸術支援により、コンピューターで資料を探究することもできる。

 

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ホーチミン市(Ho Chi Minh City)

 

ベトナムの南部におけるホーチミン市(サイゴン市)はベトナムで最大の都市である。ホーチミン市の総面積は2095平方キロメートルで、人口は2011年現在およそ7百50万人である。ホーチミン市はベトナムの大きな経済、文化、科学技術の中心地であり、近代的で充実したサービスを提供している都市である。しかし、この都市を訪れれば、観光客は多くの文化歴史遺跡を見かけられる。この都市にある建築物は市内と近郊に住むか各民族の文化の多様性を示している。

 

ホーチミン市の観光地(Tourism spots in Hochiminh city)

 

1.統一会堂 (Independence Palace)

1873年に建設されたこの統一会堂の最初の称はノロードムであった。1954年に、サイゴン政権のゴーディンジェム(Ngo Dinh Diem)大統領はこれを大統領官邸にした。言外の建物は1962年に建てられたものであった。その後、独立宮殿と改名された。5階建てのこの官邸の総面積は2千平方メートルで、大小百の部屋がある。官邸の中で飾られているものは開放以前の特権階級の養子が伺えている。

1975年4月30日の南部開放以後、独立宮殿はホーチミン市の軍事管理委員会の本部となっている。1975年12月に、ここで、国の統一協商会議が行われた。そのため、独立宮殿が統一会堂に改名された。

2.ホーチミン主席の記念館(Nha Rong port)

第4区(郡)のグェンタットタン(Nguyen Tat Thanh)通り1番地にある2階建てのこの建物は1863年建てられた。地元の市民はニャロン(Nha Rong -竜の家)と呼ばれている。1911年6月5日、グェンタットタン(後のホーチミン主席)はフランスの商船に乗り込んで、ここからフランスへ渡った。

1979年に、ホーチミン市はこれをホーおじさんの記念館とし、その後、この記念館がホーチミン主席の博物館の支店になった。この建物はホーチミン市の魅力的な観光地のひとつとなっている。

3.ティエンハウ寺(Thien Hau Pagoda)

別名はティエンハウ(Thien Hau)廟があるこの寺はグェンチャイ(Nguyen Trai)通り710番地にあり、聖母ティエンハウを祭っている。

この寺はチョロン(Cho Lon)地区に住む中国系ベトナム人らが18世紀に建てられ、古代中国風の建築様式を持っている。外部からインテリアまでうわ薬をかける陶器で鮮やかなに飾られ、特に、2世紀間にわたり、その色彩がそのまま保たれてる。この寺には1796年の銅で作られた鐘、香炉がある。

4.ゴクホアン寺(Ngoc Hoang pagoda)

第1区のマイティリュウ(Mai Thi Luu)通り73番地にあるゴクホアン寺はサイゴン在留中国広東の人々は1909年に建てられた。この寺は広東人の会館でもある。ここにある像は古代中国人の性格を描いたものである。この寺には天上の神と釈迦、菩薩観音などを祭っている。ここで、土地神、仏母、如来仏など中国人い馴染み深いいくつかの人物と民族英雄の像がある。これらの像は美しい彫刻作品でもある。

5.チョロン(Cho Lon)地区

第5区にあるチョロン地区はホーチミン市在主華僑の大部分が住んでおり、チャイナタウと呼ばれている。ここには中国人が営んでいるレストラン、サービス施設が集まっている。

1788年に、中国人グループはクラオフォとミートォからベンゲに行き、商業を始めた。このチョロン地区は旧正月テトに行事が行われていた。なお、フランス軍はベンゲを占拠した後、ベンゲとフーラムに挟まれる地区をチョロンと名付け、現在まで至っている。この地区に農林産物から手工芸品まで山積まされている。チョロン地区を訪れれば、ホーチミン市在留中国人の生活を理解できる。

6.戦争証跡博物館 (War Museum)

第3区のボーバンタン通り(Vo Van Tan)にある戦争証跡博物館は1975年9月に開館した。米軍の殺りくの状況、枯れ薬剤による被害状況、北部の破壊戦争などのテーマに基づいてベトナム戦争で使用された戦車や大砲、爆弾など戦争遺物が展示されている。

また、室外には、水上人形など民間の伝統的文化を紹介する展示コーナーが設置される。

この博物館はホーチミン市を訪れる観光客にとって、魅力のある観光地となっている。

7.ダムセン(Dam Sen)文化公園(Dam Sen – Cultural Park)

 賑やかな工業都市の中心にあるという理想的な地位を持っているダムセン文化公園は面積およそ50ヘクタールで、ホーチミン市の美しい娯楽場所の一つで、市の中の緑の島と呼ばれている。ダムセン文化公園はナムトゥ庭園、フォンラン花園、盆栽の他、近代的な娯楽機関が整っている。又、このダムセン公園に春の花祭り、ベトナム建国王様フンブオン(Hung Vuong)を偲ぶ行事、ボートレースなどの伝統的文化祭りが常に行われている。

8.クチ地下トンネル(Cu Chi Underground Tunnel)

ホーチミン市から70キロ離れたクチ地下トンネルはクチ郡フーミーフン村にあり、ベトナムの有名な革命遺跡の一つである。この地下トンネルは独特の建築様式により作られたものである。3層構造になったトンネル内には会議室、参謀室の他に、台所や寝室、病院まであり、文字通り地下生活の様子がうかがえる。この地下トンネルは1948年のフランス植民地主義者に対する戦いの最中に作られ、当初長さはおよそ17キロであったが、1960年からこのトンネルが拡大され、、その長さは250キロに及んでいる。

クチ地下トンネルはアメリカ帝国主義者に対する激しい戦争の証跡であり、ベトナム人の不屈精神を物語っている。ベトナム人を知る意味で必見の場所である。

 

フェ市 (Hue City)

 

フェ市は中部のトアティエン・フェ省の省都で、フォン川の両側に位置している。ベトナム最後の王朝、グェン朝(1802年から1945年)の都が置かれた町である。ゆったりと流れるフォン川のほとりに王宮、寺院、皇帝廟と風格ある建築物が点在する落ち着いた佇まいの町である。

1993年12月に、フェ古都は世界文化遺産として認定された。又、フェ市にはトゥアンアン、カインズオン、ランコー、バクマー国立公園など全国的に知られる名勝地が多く集まっている。フェの印象的なのは、アオザイを着る女性たちの姿や空に上げられる凧である。

フェの文化特徴:およそ150年間にわたり、存在していたグェン王朝はこの地の生活に影響を及ぼしている。宮廷文化は建築物だけではなく、衣装、飲食面などによって表している。歴史は無形と有形価値に隠れて、過去と現在を結ぶものである。フェ市民はおとなしく、儀礼を重視している。

 

観光目玉(Tourist spots in Hue)

 

1.フェ古都

1805年からあ1832年にかけて、建てられた。グェン王朝の都として1945年9月まで存在していた。この都は3段の広いスペースになっており、第1段は人民の居住地で、周囲995メートルで、10つの陸上の門口、二つの水上の門戸がある。第2段は王宮で、周囲2450メートルで、4つの門口がある。現在、王宮門、大和殿、顕臨閣、長生殿などの代表的な建築物が残っている。第3段は紫禁城で、皇帝と王族が住む所であり、周囲1225メートルで、王宮に離れている。

2.王宮門 (Ngo Mon)

王宮の南にあるこの門は入宮門として、古都フェ市の最も美しい建築物である。長さ58m、幅27.5メートル、高さ17メートルの王宮門は1883年に三階建として建設された。出入宮の他、この門の上に建てられたグーフン(不死鳥)閣は祭り、外国使者との会見、試験の合格者の名を呼ぶ儀式などのイベントを行う際に王様が座るところとして使用された。このゴーモンは陰陽五行と中国の易経の方位原則に基づいて、建てられた。門口が5つあるが、中央の門は皇帝の外出時にしか使用されなかった。隣の左門と右門は高官達が、残りの門は兵士と他の人々が使用するものである。建築の様式と技術が最高の程度に達した為、このゴーモンはフェ市のシンボルと選ばれた。

3.大和殿 (Thai Hoa Palace)

 

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ダナン市(Danang City)

 

ダナンは中部のの最大の港湾都市である。フェ市から南に100キロぐらい走って、7キロぐらいのハイバン(Hai Van)トンネルを渡るとダナンに着く。又、有名な観光地であるミソン遺跡地区から70キロ、ホイアン街から30キロ離れている。中部の中央にあり、便利な陸路、水路、鉄道、空路の交通システムを持つことにより、ダナン市は中部の最大かつ最も重要な観光地となっています。その強みの1つとしては、文化、エコツアーの潜在力である。多くの観光客はその自然の静かさを楽しむため、数万キロの道を越えた。

又、ここにあるチャム彫刻博物館は見学に値するところである。これはチャンパの遺跡からの彫刻芸術品や石像が集められたベトナムの唯一の博物館である。更に、ここのビーチは魅力的な憩いの場である。

 

ダナンにおける観光名所:(Tourist Spots in Da Nang)

 

1.チャム民族の彫刻博物館 (Cham Ethnic Stone Sculpture Museum)

チャム博物館はフランスの植民地時代(1915年)に建設されたものである。内部には、7世紀から15世紀の年代のヒンズ(Hindu)教のシバー(Siva)神やガネシャ神の石像、リンガなどのチャム民族の一級品がズラリと並んでいる。

2.バナ観光地

バナ観光地はダナン市から48キロ離れたところであり、植民地時代にフランス人によって建てられたヨーロッパ風の山リゾートである。この観光地は海抜1487メートルで、一日中に四季が入れ代わり、朝は春、昼は夏、午後は秋、夜は冬となっている。地内に林が広がって、谷川が流れて、風景はとても美しい。又、頂上からダナン市とミーケー海の光景を眺められる。更に、この観光地には、ホテル、レストラン、テニスコースなどが整備されている。

3.五行山 (Ngu Hanh Son)

市街から東南へ8キロほどのところにある連山。1873年に、ミンマン(Minh Mang)王はここを訪れ、この連山をツイソン(水山)、モックソン(木山)キムソン(金山)トーソン(土山)とホアソン(火山)と名つけて、一番美しい山であるツイソンに宮殿を建てた。山の銅窟には寺があり、ここが長い間、人々の信仰を集めてきた。ここにも仏像が祭られ、親密な雰囲気が漂っている。なお、ここから遠くないところにあるノンヌック伝統工芸村で大理石の像やレリーフの工房がある。

4.クァンナム省

ダナン市と接して、省都のタムキー(Tam Ky)町はダナン市から70キロ離れて、昔から盛んに発展した。また、省内には、世界文化遺産として認定されたホイアン旧市街とミーソン遺跡をはじめ、多くの遺物が残っている。歴史研究者や考古学者によると、この省の遺物が研究に値するものである。

カントー省のフンヒェップ水上マーケット(Phung Hiep floating market in Cantho province)

メコンデルタ地域には数多くの水上マーケットがあるが、その中で、カントー省にあるフンヒェップ水上マーケットがある。船着き場や水路や運河の交差する所に人々が舟でやってきて市をたっている。

 

ハイフォン市(Hai Phong City)

 

ハイフォン市は、ハノイから100キロに離れたベトナム北部の都市であり、ハノイ、ホーチミン市と並ぶ中央直轄市で、ベトナム北部最大の港湾都市である。全市面積1503平方キロメートル、市区面積は1.7%を占める。人口約171.1万人、市区人口は約50万人である。行政区域は市区7区、郊外県8県となっており、北部の大規模な貿易工業中心地である。観光、名所地といえば、ドーソン・ビーチ(Do Son)と大小366島からなるカット・バー群島(Cat Ba)がある。特に、カット・バー群島には、希少な動植物が生息しているカット・バー国立公園があり、ユネスコ委員会により、世界バイオスフェとして認定された。

 

サパヒル・ステイション (Sapa Hill Station)

 

海抜1500メートルにあるアオカイ省のサパ地区は詩的な自然風景ぬ恵まれている。白い霧に包まれているこの地域には伝統的な文化が保たれている各少数民族の集落がある。穏やかな天気で、1903年にサパがフランス人に発見され、フランス人の官僚のための避暑地と休養地として、サパ・ヒルステイションが建てられた。現在、多くのフランス風の建物、教会などの植民地の遺産がまだ残っている。

サパ町から標高3143メートルの「インドシナの屋根」と呼ばれているファンシーパンの頂上を眺められる。他方、サパ地域の古い町、田園の風景、ラブ・マーケットは観光客を誘致している。

 

ダラット(Da Lat)

 

海抜1500メートルでベトナムの中部高原地帯のラムドン省(Lam Dong)にあるダラット市はベトナムの六つのヒル・ステイションの一つであり、19世紀の末のフランスの植民地の時代にフランス人により建てられたものである。ダラットの気候は年中涼しくて、平均気温が18度ぐらいである。ダラットには滝、花園、湖、松林などがあり、幻想的な風景に恵まれている。美しい別荘、花と新鮮な野菜の天国であるダラット市を訪れれば、ヨーロッパ風のリゾットの雰囲気を感じられる。

 

ハーティエン(Ha Tien)町

 

ハーティエン町はホーチミン市から360キロ離れる所にあり、キエンザン省(Kien Giang)に属している。ハーティエンの各地方の景色はそれぞれの独自の美しさを持っているが、際立った景色は沿海平野に浮かぶように立っている石灰岩の風景である。その他、ハーティエンの見所はタクドン(Thach Dong)、ドンホー(Dong Ho)などの鍾乳洞である。

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