ベトナムでの出国手続き

 

飛行機でベトナムに入国する場合には、到着した空港で下記の流れで入国手続きをすることとなります。2時間前には空港に到着しておきます。

(1)搭乗手続き(チェックイン): 航空会社によって異なりますが、チェックインは通常出発の2時間前から開始となります。

カウンターではパスポートとeチケットの控えとを提示し、機内預けにした荷物のクレームタグ(荷物引換証)を受け取ります。

(2)税関審査: 申告すべき物がある場合は窓口へ行きます。骨董品などは徹底的に調べられる可能性もあるので注意します。

注意:入国時の外貨持ち込み額に制限はありませんが、現金5,000米ドルあるいは同額相当外貨、または15,000,000ドン(現地通貨)のいずれかを超えて所持する場合は、空港で税関申告する必要があります(申告用紙は税関係官に請求してください)。この申告をせずに、出国の際に上記の額を超える現金を持ち出そうとした場合には、所持金を没収されることになります。なお、10万米ドル以上あるいは同額相当外貨の持ち込み、持ち出しについては、10万ドンの手数料が徴収されます。

        ベトナム滞在中に外貨から両替した現地通貨(ドン)の外貨への再両替については、500米ドルあるいは同額相当の外貨までは旅券及び航空券の提示のみ、それ以上の額の場合は更に外貨を現地通貨に両替した際の外貨交換証(記名のあるもの)の提示が必要です。ただし、再両替の規定は流動的なため、外貨から現地通貨(ドン)への両替は必要最小限に留めておくことが無難でしょう。

       また、在留邦人は、ベトナム国内で銀行から引き出した外貨のうち、限度額(5,000米ドル相当)を超える額を国外に持ち出す場合は、当該銀行から許可証の発給を受け、それを 携行する必要があります。

       持ち込み及び持ち出しが禁止されているものは、銃、爆発物、麻薬、骨董品、ベトナム人のモラルに悪影響を及ぼすおそれのある出版物、写真、ビデオ等があります。申告を要するものとしてはビデオカメラ、ラジカセ、CDプレイヤー、パソコン など500万ドン相当を超えるものであり、申告に際してはメーカー、機種を明記しておく必要があります。また、ビデオテープ、DVD、CD等の持ち込みはその内容のチェックを受けることになり、猥褻物と判断された場合は多額の罰金が徴収されます。内容のチェックにはビデオテープ等を預ける必要があるので、紛失、没収等の危険を考え、必要な物以外持ち込まないほうが無難です。その他、 別送荷物、アルコール類(度数22度以上のものは1.5リットル以上、それ未満の度数のものは2リットル以上)、タバコ(400本以上)、金(300g以上)についても申告が必要です。

         申告書(薄緑色)は航空機内で配布されませんので、空港税関係官に請求の上、入手してください。税関申告書は審査が終了すると検証印が押されて本人に渡されますが、この申告書は出国の際 、あるいは別送荷物通関手続きの際に提出する必要があるので、大切に保管してください。

(3)出国審査: 出国審査のカウンターへ行き、審査官にボーディングパスとパスポートを提示します。問題がなければパスポートに出国スタンプが押され返却されます。

(4)手荷物検査(セキュリティチェック): 機内に持ち込む手荷物をX線検査機に通します。ジュースなどの液体類は没収されるので注意します。

(5)搭乗: 出発時刻の30分前までに搭乗口に向かい、飛行機に搭乗します。

グエン・クオック・クオン

駐日ベトナム大使

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